石野歯科医院|静岡県浜松市|入れ歯が評判の歯医者さん

プレイルームも完備しておりますのでお子様連れでもお気軽にどうぞ!

ホームブログ ≫ 2026年 ≫

2026年の記事:ブログ

歯周病の治療について

 暑くなったり寒くなったり、服装の加減が難しい季節になってきました。

 さて、以前も書いているかもしれませんが、歯周病の治療の流れについてお話ししたく思います。

 歯周病は、50以上と言われる、お口の中以外の疾患と関わりがあると言われます。
 糖尿病の合併症とも言われましたが、糖尿病学会では今は併存疾患として記載されています。
 併存疾患としては、稀になるのか、お互いに悪くしたり、良くなったり、関係性の深い病気です。

 そのような流れの中、糖尿病の方は積極的に歯科にかかり、良くなりやすくしていきましょう、という流れが勧められています。

 ただ、それより、若いうちから歯周病にせず、元気な歯茎や、歯を保つことがとても大切だと思っています。


 まず、歯ブラシをして、血が出る、そんな時は歯周病の可能性がかなり高い状態です。
 グラグラしたり、隙間に物が入りやすかったりそれは、進んだ状態のことも多くなります。


 それでは処置としては、どのように進んでいくのでしょうか。

 第一に、状況の確認です。
 器具を入れた時の歯茎からの出血だったり、歯周ポケットと呼ばれる、歯の根っこの周りにできた、歯茎との隙間の深さを測ります。
 また動き具合も確認していきます。

 根っこの長さはだいたい1cm程度ですが、その根っこ周囲のポケットが基本的には3mmまででしたら問題ないと言われます。厳密に見ると歯茎が赤かったり若干の腫れがあったりすることもあります。
 これが6mmを超えると、なかなか改善が難しくなっていきます。この時には腫れが出ていたり、場合によって血が出たり膿が出たり、動きもあったりすることも多くなってきます。

 ではそれに対して、どのように対応していくのか、です。

  まずは歯の周囲の眼に見える歯石や、浅い部分の歯石を除去していくことが最初の処置です。これは1回から2回のことが多くなります。
 また、必要に応じて、汚れの残り具合を確認し、ブラシや歯間ブラシ、などの当て方、汚れの効率的な取り方などの確認をしていくこともあります。
 
 色々な菌の量をなるべく減らし、そして、歯石をとることで、菌の居付きにくい環境を作ります。
 そして、歯茎がなるべく治りやすくする状態にしていきます。
 

 その後、もう一度、歯周ポケットの検査をします。
 出血もなく歯周ポケットも3mm以下に収まっていれば、とりあえずは一安心、治療としては終わりです。でも、定期的な歯茎のメンテナンスは大切です。

 ただ、歯周病の治癒でなく、まだ、歯周ポケットが残っていたり、歯茎の炎症が残っている時には、そこから歯周ポケットの深い箇所の歯石などを重点的に取っていくSRPという処置を行います。
 なるべく、歯石を取り除きながら、根の周囲の色々な菌を取り除くことが大事になります。
 この処置にはかなりの時間がかかるため、歯周ポケットの状態によりますが、全体的に処置が必要な時には4回から6回かかることが多くなります。
 歯石が長年にわたって溜まっているときなどはもっと回数がかかることも出るかもしれませんが、体全体の病気への歯周病からのアプローチはこの部分の処置が大切になります。超音波スケーラーを使うことも、手用のスケーラーを使うこともあります。
 歯石は全て取り切ることは必要ではないが、感染は取り除くことが必要です。
 それを踏まえて、なるべく、表面が滑らかになるように、プラークの付着ができるだけなくなるように、処置をしていきます。

 そして、全体的に処置が終わったのち、また歯周病の状態の確認をし、必要があればまた歯石を取ったり、汚れの確認をします。
 ただ、この時には歯石の量は減っていることが多く、回数は減ることが多くなります。歯茎が良くなって引き締まり、隠れていた歯石が見えることもあり、その時には除去の時間がかかることもあります。
 
 ある程度落ち着いて、ただ、歯周ポケットの状態によりこれ以上の改善が短期的に見込めないような時には、経過観察をしながら、メンテナンスに入っていきます。

 どのようにこの歯周ポケットを把握し、それに対してどのように対処するかそれが大切だと思っています。

 歯周病の治療で、一番大切なのは、お家でのお掃除、ブラッシングです。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシや、糸ようじ、場合によってウォーターピックなど水流を使った物で綺麗にしたりします。
 お家でのお掃除は、それぞれの家庭でどのようにされているかが、かなり違います。歯科医院でその具合を確認しながら、お家でのお掃除を充実させることが大切ではないかと思っています。ひいてはそれが、長く歯を持たせるために効果が大きいと思っています。
 そして、そのフォローとして、一月から半年など、患者さんによって間隔はまちまちですが、歯科医院でのメンテナンスが生きてきます。

 いかに、若いうちから元気なお口の中を保つかが、大切だと思っています。

 そろそろ梅雨の気配です。湿度に負けず元気にお過ごしください。

 IMG_6487_コピー


 
2026年05月24日 23:56

今年も浜松市の歯周病検診を受診すると杏林堂のポイントが今年の6月までつくキャンペーンがあります

だんだんと暑くなってきました

さて、今年も杏林堂の歯周病検診のキャンペーンが行われております。

これの大事なところは、いかに丈夫な歯を長持ちさせ、ひいては歯周病から引き起こされる可能性のある
糖尿病や、脳梗塞などの血管の疾患、認知症や、IgA腎症などから、守っていくことだと思っています。

我々歯科のスタッフができることは、口腔領域に限られていますが、お口の中を綺麗にしたり、入れ歯を入れて噛めるようにしたり、オーラルフレイルのチェックや動かし方をお話しすることで、お口周りの状況をよくすることで、全体の健康を作り、維持できるのでしたら嬉しく思います。

歯科受診の間の空いた方は、ぜひ受診券を取得いただいて、受診ください。
IMG_6359_コピー
 
2026年04月15日 23:43

口腔機能低下症について

 少しずつ暖かくなり、桜も咲き始めてきました。

 さて、最近フレイルについての、テレビ番組も多く、その中には口腔に関することも話されることがほとんどだと思っています。
 
 口腔のフレイルを、オーラルフレイルと呼びます。

 全身のフレイルのまず初めに、オーラルフレイルが発現すると言われています。

オーラルフレイルは
 医科の質問のうち 2項目以上で該当します。
 自身の歯は,何本ありますか
      (さし歯や金属をかぶせた歯は,自分の歯として数えます。
        インプラントは,自分の歯として数えません。)                   0~19 本    20 本以上
 半年前と比べて固いものが食べにくくなりましたか                             はい      いいえ
お茶や汁物等でむせることがありますか                                             はい      いいえ
口の渇きが気になりますか                                                               はい      いいえ
普段の会話で,言葉をはっきりと発音できないことがありますか            はい      いいえ


 昨年から重点的にオーラルフレイルの検査をして参りました。
 そして、早めに検査をし、その対応をしていくと、少しずつではありますが、検査の数値が良くなっていく方も見られます。


 IMG_6369
ムーカスという機器で 乾燥度を調べたり

IMG_6370_コピー

グルコセンサーという機器で写真の右にあるグミを噛んでいただいて、どれだけ噛み砕けるかを測ったり
IMG_6372_コピー

IMG_6368_コピー
舌圧計で下の持つ力を測ったりします。

他にも舌の汚れ具合や、唇や舌の動き具合を測ったりします。


むせが出ていたり、話すスピードが落ちてきたり、食事の時間がかかるようになった方など、
オーラルフレイルの傾向が見られる方はぜひ、検査をしてみてください。

 元気に丈夫に、たくさん食べながら、過ごせますよう。
 
2026年03月25日 23:50

職業として歯科医療従事者はいかがですか

 梅も咲き始め、徐々に春の声が聞こえてきました。

 さて、厚労省で下のようなサイトがあります。

https://shikasenmonshoku.jp/

 歯科医療従事者の紹介です。

 今からだと、受験の時期的にもう遅いこともあるかもしれませんが、職業の選択としてはおもしろいのでは、と思います。

 メンテナンスに入った方などは、お元気なうちから、いろいろなお話をお聞きすることもあり、私は楽しいと思っています。
 ただ、職業上、仕事をしている時にはお話ができないのが辛いところです。

 進路選択で悩まれている方は一度ご検討ください。

 IMG_6193_コピー
2026年02月13日 01:15

あけましておめでとうございます。日本糖尿病登録歯科医について。

年が明け、ひと月経っていましました。

 本年も、よろしくお願いいたします。

 さて、先日の日曜日はは愛媛県歯科医師会主催の講習を受けておりました。
 糖尿病と歯周病に関して歯周病科の准教授の先生と糖尿病内科の先生による講演は、見応えのあるものでした。
 歯周病は、1993年にアメリカの歯科医師が糖尿病の学会誌に「糖尿病の第6の合併症」、と投稿しそのまま言われ続けてきました。日本では2008年に糖尿病治療ガイドに合併症の一つとして歯周病が初めて登場し、その文献には、初診時に必ず歯科に依頼する。以降も定期的に歯科に受診させ、必要に応じ治療を受けさせる。とあったようです。
 2022年併存疾患になり、歯周病と糖尿病の間に強い結びつきがあります。
 また、不妊や子宮内膜症も歯周病から起こりやすいこともわかっています。
 歯周病治療をすることでHbA1cが平均で0、4程度下がることがわかっております。これは糖尿病のお薬1種類分に相当します。
ただ、肥満の方への感受性は弱く、肥満の方はまず体重を落とすことが最優先のようです。

 また、今年行われる保険改定では、糖尿病にかかっている患者さんにお医者さんから歯科医に受診するよう勧められることが多くなっていくと思います。

 その際には日本糖尿病協会の登録歯科医を選んで受診をしていただくのも一つの方法かと思います。
 詳しくは 日本糖尿病協会のHPに載っております。必要な方は検索し、ご覧ください。

 歯科から、全身の健康に歯周病治療が役立つのでしたら、これほど喜ばしいことはありません。
 ぜひ、健康に過ごすためにも、継続した歯周病治療だったり、メンテナンスをお勧めいたします。

 寒い日がまだまだ続きます。
 お大事にお過ごしください。

IMG_6078_コピー
2026年01月28日 20:00

石野歯科医院

所在地
〒433-8114
静岡県浜松市中央区葵東2-20-6

電話番号
053-437-1216

診療時間
平日
9:00~13:00/14:30~18:00
土曜
9:00~13:00/14:30~17:00

休診日
水曜、日曜、祝日

アクセス

モバイルサイト

石野歯科医院スマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら