早いもので、もう4月になります
年が明けて、初めての投稿になります。色々と手続きに追われ、記事を作ることができずにこの時期になってしまいました。
1月にオンラインでの講習を受けた中に、数十年前では歯医者さんで治療が終わると、「何かあったら,痛くなったらまた来てくださいね」
と声をかけられていたというお話がありました。
でも、それは今の時代では遅いのではないか、と大阪大学の先生が話をされておりました。
そして、その頃にそのように歯科医に話をされていた方は、その呪縛にまだ囚われていると。
いまは悪くなる前に、という考え方が強くなっています。
歯周病も、痛みがなくとも、出血があったり、歯石が見えるときには処置をした方が良いでしょう。
出血があるのだけれど、とか、歯石をとってほしい、とかお話をいただければ、保険の中での処置ができます。
そしてそれが健康寿命の増進につながると考えています。
私が生まれた50年ほど前とは違い、寿命も長くなり、人類が今まで経験をしたことのほとんどない、長生きのできる時代です。
長生き自体はとても嬉しいことです。
でも、それに対して、今の状態は特に歯の寿命は追いつき切れないのではないか、と思っています。
悪くならないように、少なくとも症状の出るときにはチェックが必要だと思っています。
できれば生えたばかりの永久歯がそのまま強く、虫歯も歯周病もなく持ってくれることが、人生の寿命と共に、歯の寿命もまっとうできる近道ではないかと思っています。
この3月より院長の変更をいたしました
診療体制に大きな変更はありません。
本年もよろしくお願いいたします。
2023年04月09日 22:50